1960年代後半、日本全国で急速な車社会化が進み、街中の中心をひっきりなしに自動車が走り抜けるようになりました。そんななかで「人間性の回復」をうたって誕生したのが恒久歩行者天国・平和通買物公園。自動車のための道ではなく、花や緑があふれ散策やデート、買い物を楽しめる人のための道を作ろうと市と市民が力を合わせて作り上げた旭川市が全国に誇る財産です。
それから約50年。
今、買物公園は当時の人々が思い描いたように、色とりどりの花が飾られ、道行く人の目を楽しませています。
このイベントが、北の大地マチナカ花の展覧会「ハナアカリ」。
新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた花の生産者を応援したい、と北海道花き生産連合会や旭川生花市場などからなる北の大地マチナカ花の展覧会実行委員会が2020年に初めて企画・開催しました。